koji3776のブログ

2022年入院 50代 高次脳機能障害 1年8ヶ月ぶりに会社復帰

土曜日は人間ドック

 昨日は朝8時から人間ドック。先月職場復帰して、先週もMRIや心電図を撮ったので、行かなくてもいいと思っていたが、会社から年内に受診するように言われ予約した。入院前の、まあまあ健康な時のドックと違って問診に時間がかかった。救急搬送から、今までの経緯を話して、今日はてんかんの薬を飲んでいないことを伝えると、若い看護師さんが能面の翁のような顔で、眉間にシワを寄せて申し訳なさそうに受診出来ない事を伝えてきた。眼科の検診でピカッと光るやつが、てんかん発作を誘発するリスクが高いらしい。薬を飲んで欲しいと言われた。私は「大丈夫ですよ。飲むか、日を変えます。多少死んでも大丈夫だし。」と答えた。(人間ドックに来てるのに死んでもいいい。とは矛盾している)看護師さんが「わたくしが、電話いたしましょうか?」と心配そうに言った。自分が決める事ではないし、どうするのか家内に電話した。

 声が大きい。つまるところ、薬を車で持ってきてくれる。そして今日受けろという事らしい。横にいたその看護師さんがより一層、顔を曇らせて「Koji様大丈夫ですか?」と心配そうに言った。スピーカーホンにしていないのに彼女は聞こえていようである。なんでか声が大きい。「たいじょうぶ、だいじょうふ」と答えたが、心配そうな顔はそのままだった。

 30分しないうちに近くに到着した。ケータイに電話がきた。異様に音量がでかい。スピーカーになっているのではと思い、ケータイを見直したがなっていない。電話口で、私はすぐ後ろにいると言ってケータイを切った。車の窓越しに薬をもらった。音量つまみがあったなら、左に大きく回すんだけど、そんなものはない。薬を受け取って、急いでるふうにすぐ引き返した。背中の方のクルマの中から何か聞こえてくるが、早く戻らないと。何もないけど。

 はなしとは全く関係ないけど、能面の翁と鬼女の眉間のシワを思い出しながら人間ドックの四階に戻った。