koji3776のブログ

2022年入院 50代 高次脳機能障害 1年8ヶ月ぶりに会社復帰

リハビリ日記

 この日記はリハビリの先生が「日記はリハビリにいいですよ〜」と言うのがきっかけではじめた。知能指数テストでは動作の項目が遅いまま点数は上がらず、回復しない。この短い日記も最初は2〜3日くらい要していた。それが、やがて1日になり。そこからは遅遅として短縮しない。が、に、を、は、なのか?て、に、を、は、なのか?がわからない空中戦の様になる。 日記を読み返すと気になる事が出てきて着地しないし、最後はエイヤーっと放り投げる。そういえばリハビリ病院で順番がバラバラになっている10数枚の紙芝居を並べかえるのを先生と一緒にやった。自分では難しいか優しいかわからないけど、たぶん最初は難しかったと思う。 今回の日記は、休み休みだけど1週間かかっている。

 そんな私が、対象人数は少なくしてもらっているものの、会社では若手の営業上の不備を指摘している。ネット上の日誌のようなものを読んで、忙しい若い子達に、メールで指摘する。日記に締切りはないが、指摘はスムーズにしなければならない。中には至急対応と言うのもある。郵便物に「速達」!の赤いハンコを押す。金額の高いハスラーが貼られる。即、持っていく。そんな感じ。こんなふうに話がズレることもあり、遠まわりして時間がかかる。かかる、でも復帰した今の段階で焦ってはいけない。受傷してからパニック障害の意味が前より少しだけわかった。急ぐとよくない。回路がショートして全てが飛ぶ。そうすると余計に時間がかかる。場合によっては覆水盆に返らずになる。その瀬戸際で獅子奮迅なのかもしれないし、余裕なのかもしれない。そうなのかどうかは、人それぞれで、なおかつ周りの環境にも左右される。そんなハイレベルな対応を余裕をもってしている。

 大阪のリハビリ病院で「針が右に振れたり、左に振れたりして一定しない。」と先生に話したことがある。最初に入院した横浜の病院では「自分を説明する練習しといた方が良いですよ。結構難しいですよ。」と言われた。

 どうでもいいかなと思ったり、日記という自己主張の塊を書いたりもしている。

 針が振れているかもしれない。