昨日はY君が卒業。Y君はなんで、ここにいるのかパッと見はわからない。昼休憩時間に就職ファイルのようなものをめくっていた。大変そう。ここは大丈夫だけど、相手によっては話しが全く出来ない、受け付けない人もいると言っていた。また物差しがないと見落としが多いらしい。それに関する弊害はたくさんあると思う。自分でもおかしいと思って病院に行って、ADHDと診断されたらしい。まぁ、20代だから若い。綺麗に歩いてる。
その前列に私の一歳下のTさんが座っている。もう無理、迷惑もかけるって、10年くらい前に会社を辞めたらしい。Tさんもパッと見、なぜここに来ているのかわからない。休憩の最後に「よく見てたら、わかりますよ。」と言って作業に戻った。私は鈍いし、あと一回でわかるんかな？って感じ。
2人とも「Kojiさんの弁当は何時も豪華ですね。」と言っていた。
今年定年のYさんは発症前は設計をしていた。私と同じで、脳出血で意識がなくなった。当然だけど、発症前と同じことは出来ない、忘れた事がいっぱいある、と言っていた。英語が読めなくなって、漢字は小学校高学年レベルに下がった。再雇用は会社の人と面談後に決まる。奥さんとは別々で寝ているけど、仲が良いらしい。でも明らかに中途覚醒するようになってわずらわしいと言っていた。左右非対称に歩いている。右足が不自由そう。
新しく入った竹山似のMさんは、ヘルプマークを首にさげている。スーツで来ている。30代くらいかな。質問すると少し考える。なんでここにいるのか、いつまでいるのか知らないと言っていた。私と同じ、高次脳機能障害。何のマークか知らないと言っていたヘルプマークにそう貼っていた。
ここも色んな人が通って行く。
