koji3776のブログ

2022年入院 50代 高次脳機能障害 1年8ヶ月ぶりに会社復帰

センター7日目 雨が体調を悪くする

 その四十前のおじさんは17才で手術をした。で、当時そんな名前が存在したのかどうか、高次脳機能障害になった。昨日「こういう日は駄目なんですよ〜。雨降ったし、気圧の変化があるから頭がね〜。あかんわー。」といつもの様に元気そうに言っていた。会うのは2回目。ちょっと離れた机で作業をしてた。早めに休憩を入れていた。部屋の外の椅子にもたれていた。いつのまにか、昼前には早退していなくなってた。

 彼は、違いがわかる。気圧の変化がわかる。しんどそうだった。私は気づかないけど、彼にはわかる。気分がすぐれず、頭痛もする。

 という事を聞いて、横浜の病院の患者を思い出した。同じく四十前後の彼はしばらく隣のベッドにいた。夜は電気を消さない。小さい電気も慣れると自分には眩しく感じる。彼は看護師さんとよく喋る。先生との会話も隣だからカーテン越しによく聞こえた。2日ほどいなくなった。右脚を切断して帰ってきた。最初は機嫌良かった。そして、本当は買っちゃダメなお菓子をお使いの人に頼んで食べていた。当時、私は手術あとで、病院食のみだった。彼は看護師さんに痛い痛いと言い出して、10あれば8か9くらい痛いと言っていた。その時は我慢しろよ、とか、お菓子食べといて8とか9はないやろ。自業自得も入ってるわって思っていた。夜は電気つけて明るいし。

 大阪でセンターに通って、先生に「その人が10と言えば10だし、8と言えば8ですよ。」みたいな事を言われた。その時は理解出来なかったけど、今は、まあそう言うのもありかなって思う。本人が痛いなら痛い。