去年11月から通勤電車で梅田に通っている。目の前に優先座席の表示がある。内部障害の絵は良くできている。
心臓のとこを同じ青色で塗りつぶしたら健常者との違いがわからなくなる。その他の絵は外見や形で、弱いとわかる。左から順番に、杖持ってる。怪我してる。妊婦さん。幼い子と一緒。
そして右端は、わかりにくい内部障害。心臓を塗りつぶしたら、健常者と形が同じになり、わからない。自分を当てはめるとしたらココ。
他に難しい問題もある。老若の境目はどこなのか。席を譲るために声をかけた方がいいのかどうか。健康、妙齢はいいとして、微妙な人たちにははどうしたらいいのか。
優先座席には色んな想いが交錯している。朝の混雑時は座っている人がいて埋まっている。あいていたら迷惑だろうし。逆に昼間のがら空きの時間帯は、優先座席は最後の方に埋まる。昔は遠慮のかたまりとよく言った。そこに近づく人もいれば、避ける人もいる。あいてる、ラッキーと思う人もいれば、まだそんな歳じゃないと思う人もいる。
日本はそんな事を思ったり、考えたりする余裕のある良い国だと思う。
