今年から、朝はほぼ一人で1号、2号の散歩に行っている。
散歩コースの6つ目の角。その3軒先、少し奥に入れば、あのサングラスをかけたおじさんがいる。
話したことはない。3軒だけ奥に行かないといけないから。
黒のジャージ。少し背の高いパンチパーマのやせ型のおじさん。
サングラスは薄い黒。通りから3軒奥なのでジッと見たことはない。
如何にもって感じ。
で、うんこ座りをしている。
ちょび髭を生やしていたかも。
私の病気のせいかもしれないけど、もう殺し屋か、スナイパー(ゴルゴ13みたいな)に思えてきた。
髪型や服装を変えていれば、人生が違ったものになっていたかもしれない。と勝手に思う。
3月に長女が帰って来た時、家内と3人、そして1号2号とその角をチラ見して通り過ぎた。
いつもの様にそこにはサングラスのおじさんがいた。
黒いサングラス。
猫を飼っているらしく、通りすがりに猫をあやしているのが見えた。
赤ちゃん言葉であやしていた。
黒サングラスに黒ジャージを着て。
そして、赤ちゃん言葉で。
そーなんでちゅか。
食べないんでちゅか?みたいな。
何を言ってるかはハッキリ覚えていない。
けど確かに赤ちゃん言葉だった。
それを耳にしながら、私達3人は通り過ぎようとした。
家内、長女、大爆笑。
いや、わかるけど、笑ったらあかん。
あかんけど。
でも、2人は爆笑していた。
その角から、そんなに離れていない。
朝だし。
多分聞こえている。
2人して、
「えー!あの顔で!」
ちょっと失礼。
いや、大分失礼。
ネタかもしれないくらいサングラス🕶️に赤ちゃん言葉だった。
今朝、そのサングラスのおっちゃんが散歩の通りまで出ていた。
よく見かけていたし、赤ちゃん言葉。そしてお互いに少し遠目に知っていたはず。
私は軽く会釈した。ニアミス。
サングラスの人は「あ」とだけ言った様な気がする。
私は1号2号に引っ張られながら、その場から遠ざかって、離れてしまった。
早朝からいる、あの黒いサングラスの人。また会うと思う。