koji3776のブログ

2022年入院 50代 高次脳機能障害 1年8ヶ月ぶりに会社復帰

黒いサングラスのおじさん

今年から、朝はほぼ一人で1号、2号の散歩に行っている。

散歩コースの6つ目の角。その3軒先、少し奥に入れば、あのサングラスをかけたおじさんがいる。

話したことはない。3軒だけ奥に行かないといけないから。

黒のジャージ。少し背の高いパンチパーマのやせ型のおじさん。

サングラスは薄い黒。通りから3軒奥なのでジッと見たことはない。

如何にもって感じ。

で、うんこ座りをしている。

ちょび髭を生やしていたかも。

私の病気のせいかもしれないけど、もう殺し屋か、スナイパー(ゴルゴ13みたいな)に思えてきた。

髪型や服装を変えていれば、人生が違ったものになっていたかもしれない。と勝手に思う。

 

3月に長女が帰って来た時、家内と3人、そして1号2号とその角をチラ見して通り過ぎた。

いつもの様にそこにはサングラスのおじさんがいた。

黒いサングラス。

猫を飼っているらしく、通りすがりに猫をあやしているのが見えた。

赤ちゃん言葉であやしていた。

黒サングラスに黒ジャージを着て。

そして、赤ちゃん言葉で。

そーなんでちゅか。

食べないんでちゅか?みたいな。

何を言ってるかはハッキリ覚えていない。

けど確かに赤ちゃん言葉だった。

 

それを耳にしながら、私達3人は通り過ぎようとした。

家内、長女、大爆笑。

いや、わかるけど、笑ったらあかん。

あかんけど。

でも、2人は爆笑していた。

その角から、そんなに離れていない。

朝だし。

多分聞こえている。

2人して、

「えー!あの顔で!」

ちょっと失礼。

いや、大分失礼。

ネタかもしれないくらいサングラス🕶️に赤ちゃん言葉だった。

 

今朝、そのサングラスのおっちゃんが散歩の通りまで出ていた。

よく見かけていたし、赤ちゃん言葉。そしてお互いに少し遠目に知っていたはず。

私は軽く会釈した。ニアミス。

サングラスの人は「あ」とだけ言った様な気がする。

私は1号2号に引っ張られながら、その場から遠ざかって、離れてしまった。

 

早朝からいる、あの黒いサングラスの人。また会うと思う。

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