koji3776のブログ

2022年入院 50代 高次脳機能障害 1年8ヶ月ぶりに会社復帰

ITバブル

  日銀短観の景況感をひしひしと実感したことはなかった。若い時ほど世間の景況感と自分の景況感は連動していなかった。

 それでも2000年のITバブル崩壊や2008年のリーマンショックのような暴落は、ある意味、痛感した。ITバブルは変に痛感した。

(行きにバレーをしていた同級生と会ってクイックを思い出した。)

 なんとかドットコムみたいな名前がついているだけで、値上がりして皆んながお祭り騒ぎの頃、私とあるお客さんだけが浮かない顔をしていた。2人だけが評価損を抱えていると錯覚させるような相場だった。なぜならCSK空売り(下がると儲かる)していたから。何回も追証を入れてもらって、それから色々あって、持ちこたえられなくなり、結果的には損で決済した。そして、ほどなくバブルは崩壊した。もちろんCSKも崩壊した。近くの席の後輩は「Koji さん、相場、上手いっすね〜。当たりますよね〜。ただ、半年早いけどなぁ• • •」と笑顔で話していた。

 いろんなことがあった。

 

 ショック安はあったものの、トータルでは、程よい好景気が続いているような感覚だった。

 反対にマスコミやテレビ、週刊誌は不景気や株価下落などのネガティブな情報が多かった。相場が良い時よりも、暴落している時にあおった方がより感情的、センセーショナルになる。人によっては素直な判断が出来にくくなるかもしれない。まぁそう言う全てのことを含めて相場なんだろうけど。何が正しいのか間違いなのか。人によってさまざま。

 日本ではずーっと不景気が続いていると錯覚しやすい環境になっているかもしれない。失われた30年とか言われてるけど私はあまり感じなかった。相場も景気も波がある。

 これからはより多様化してくる。SDGsでも多様性(ダイバーシティ)と騒いでいるし。テレビのチャンネルもたくさんある。余暇時間の消費の仕方も変わってきた。多様性と、ものさしが、大事かも。